かかりつけ薬局支援システム「Pharms」、API連携を強化し、電子薬歴からオンライン服薬指導や服薬フォローアップ等の機能利用を可能に

2021.10.14 ニュースリリース

株式会社メドレー(本社:東京都港区、代表取締役社長:瀧口 浩平)が運営する、かかりつけ薬局支援システム「Pharms」は、API連携を強化し、調剤薬局が使用している電子薬歴からオンライン服薬指導や服薬フォローアップ等の機能を利用することが可能になります。株式会社カケハシの提供する薬局体験アシスタント「Musubi」との連携が既に決定しており、他社電子薬歴との連携を順次拡大していく予定です。


2015年に厚生労働省が制定した「患者のための薬局ビジョン」や、その後の薬機法改正により、薬局は専門性を生かしたコミュニケーションを通じて患者の健康サポートを行う「かかりつけ薬局」として地域医療の一役を担うことが期待されています。「Pharms」は、かかりつけ薬局への転換を支援する各種機能を提供していますが、薬局内に追加でシステムを導入するためのスペースが不足していたり、日々の多忙な業務のなかで新たなシステムを導入・運用することが難しかったりといった課題を抱える薬局が数多く存在している状況です。


これらの課題を解決するため、「Pharms」は電子薬歴とのAPI連携を強化し、調剤薬局の基幹システムから「Pharms」の各種機能が利用できる状態を実現します。「Pharms」と電子薬歴の患者情報が適切なセキュリティ設計のもと連携され、既存の薬局内オペレーションを大きく崩すことなく、オンライン服薬指導や服薬フォローアップ等の実施が可能となります。


今後も調剤薬局でのシームレスな業務オペレーションを支援し、「Pharms」のコンセプトのひとつである「業務がつながる」をより一層実現することで、かかりつけ薬局への転換を推進していきたいと考えています。


■「Pharms」について
「患者とつながる、地域とつながる、業務がつながる」をコンセプトとした「かかりつけ薬局支援システム」です。3つのつながりを実現することで、門前薬局からかかりつけ薬局への転換を支援します。
【URL】https://pharms-cloud.com


<患者とつながる>
患者来局時の待ち時間を有効活用するための処方箋受付機能やオンライン服薬指導、服薬フォローアップ機能などを提供しています。特にアプリやSMSを通じて実施する服薬フォローアップは患者の薬物療法への関与度を高め、薬局としての専門性を提供し患者とのつながりを深めることにつながります。


<地域とつながる>
電子お薬手帳によって一元管理された服薬情報や服薬フォローアップで得た情報は、地域の診療所・病院へのフィードバックに役立てることも可能です。導入シェアNo.1のオンライン診療システム「CLINICS」との連携もスムーズな「Pharms」だからこそ、医薬連携をより活性化させることにもつながります。


<業務がつながる>
患者のお薬手帳アプリとの連携をはじめ、配送システムや薬歴レセコンなど調剤業務における多様なシステムとの連携を実現することで、シームレスな業務オペレーションを支援します。

※出典元:「IoMT(Internet of Medical Things)新市場の将来展望 2021」(富士キメラ総研社、2020 年 11 月)


■医療プラットフォーム事業について
事業所向けシステムと患者向けサービスがシームレスにつながるプラットフォームを構築することで、医療に対する患者の様々なハードルを下げ、「患者が医療を使いこなせる未来」ひいては「納得のいく医療」の実現を目指します。


■株式会社メドレー 会社概要
【代表】代表取締役社長:瀧口 浩平
【所在地】東京都港区六本木 3-2-1 住友不動産六本木グランドタワー22F
【URL】 https://www.medley.jp


■株式会社メドレーについて
メドレーは、エンジニアと医師・医療従事者を含む開発チームを有し、「医療ヘルスケアの未来をつくる」というミッションのもと、インターネットサービスを提供しています。現在、より良い医療・介護の実現に向けて、以下のサービスを展開しています。
患者向け「オンライン診療・服薬指導アプリ CLINICS
診療所・病院向け「クラウド診療支援システムCLINICS
かかりつけ薬局支援システム「Pharms
医師たちがつくるオンライン医療事典「MEDLEY
医療介護の求人サイト「ジョブメドレー
納得できる老人ホーム探し「介護のほんね


■本件に関する報道関係者様からのお問い合わせについて
こちらからお願いします。


※PDFファイルはこちらをご覧ください。

jp