医療と向き合う力をどうつくるか

かつてと比べて情報に溢れている現在の世の中では、患者やその家族が医療について「調べる」という行為が当たり前になっています。一方、今日の医療はサイエンスの進化により専門分化・複雑化しており、それを正しく理解することは困難になってきています。
さまざまなメディアに溢れる医療情報の中から適切なものを選び出さなければ、あとから振り返ると誤った意思決定をしてしまう可能性も高まってきており、「正しく理解して納得する」に至るコミュニケーションの重要性は年々増してきています。しかし、多忙を極める医療現場では、このコミュニケーションを効率化することの必要性も叫ばれています。

このような背景から、患者やその家族が適切な医療情報を自ら手に入れられる場所を作ろうと、私たちはMEDLEY医療情報サービスを開始しました。
患者ひとりひとりによって病状や社会的環境は異なるため、それぞれの患者に対して「最適な」医療情報を提供することは困難です。しかしながら、全ての患者が知っておいたほうが良い「適切な」医療情報を提供することは可能ですし、患者が最適な医療情報を得るために必要な知識ベースとなります。

MEDLEYでは、適切な医療情報は「正確性」「更新性」「中立性」を兼ね備えたものであると定義しています。また、「一部の病気の情報しか取り扱っていない」「病気の情報はあっても医薬品の情報がない」といった医療情報サービスでは信頼を得ることはできないため、情報の「網羅性」も重要です。私たちは、社内外の医師の専門性を活用した、正確性・更新性・中立性・網羅性を実現した総合的な医療情報サービスを構築することにしました。

進化し続ける医療情報サービス目指して

MEDLEY医療情報サービスは2015年のサービス開始以来、協力医師からのフィードバックや新薬の発売、ガイドラインの改定など、さまざまなアップデートを医療の専門家ではない方々にもわかりやすく伝えわることを重視して改訂を行っています。

高い理想を実現することは簡単ではありません。医学は膨大な知を含んでいるだけではなく、常に進歩を続けており、完成するということはありません。高度に専門化した諸分野を俯瞰したうえで、わかりやすく伝える難しさもあります。 しかし、MEDLEYもまた休むことなく成長を続け、患者が医療と向き合う力を得られるような医療情報サービスとして進化し続けていきます。

Date: JUNE 2019
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